JCMN(日本セルチャーチ宣教ネットワーク)とは

日本セルチャーチ宣教ネットワーク(Japan Cell Church Mission Network = JCMN)は、1998年に発足しました。

「キリストのからだは、少人数の集まりであるセル(細胞)に基づいて成り立っている」という「セルチャーチ」の概念が、1990年代に日本にもたらされ、様々な教会が取り組み始めました。そして、自分たちの教会の成長だけでなく、日本の宣教のために協力していこうという志が与えられ、JCMNというネットワークが誕生しました。

特に、2006年から始まった「コーチングネットワーク」を通して、セルチャーチに取り組んできた、あるいは取り組み始めた牧師たちが、これから取り組もうとしている牧師たちにボランティアで励まし、助けています。また、そのようなコーチング関係が牧師同士だけでなく、教会と教会の関係においても生まれてきています。「あなたの教会は私の教会、私の教会はあなたの教会」というスピリットで仕え合うことを通して、ユースリーダーたちのネットワークや、日本国内での短期宣教の働きなども起こされてきています。


JCMNは、その母体である世界セルチャーチ宣教ネットワーク(CCMN)を通して、アジアや世界各地のキリストのからだともつながっています。日本だけでなく、世界の宣教のためにも貢献したいと願っています。

JCMNとは

セルチャーチとは

(ラルフ・ネイバー著「セル教会ガイドブック」7,8ページより)

セル教会は、新約聖書に書かれている教会の在り方です。セル教会を理解するには、人間の体を思い浮かべてみてください。細胞(セル)は、人体を作る基礎単位です。ある細胞は骨を作るために結合し、他の細胞は血や器官や目や皮膚などの組織を作っています。

セル教会の基礎は、セル(細胞)です。それは7~15人でつくるコミュニティ(共同体)で、家から家へと移動しながら活動します。このセルグループの中に、初代教会の純粋な姿が存在するのです。セルは「基礎的なクリスチャン共同体」と呼ばれることがあります。その呼び名は重要ではありませんが、セルグループが教会の基礎であるという事実はとても重要です。




セルグループは、伝道し、育てられ、仕えるために整えられ、互いに建て上げ合うという場です。セルグループは、クリスチャンたちが信頼し合い、ありのままに自分の考えや意見を出すことのできる共同体です。

セルリーダーは、偉大な聖書の教師であったり力強い伝道者でなくてもよいのです。その代わりセルリーダーは、セルグループのメンバーを愛している羊飼いでなければなりません。羊飼いとしてメンバーの世話をし、メンバーの必要に対して牧会的なレベルで仕えるのです。セルグループメンバーの必要に応じて世話をし、それぞれのミニストリーに導き、情熱を傾けるのが彼らの仕事です。

JCMNコーディネートチーム(2011年2月現在)

アドバイザー

ベン・ウォン(CCMNコーディネーター、シェパードコミュニティグレース教会(香港))・小笠原 孝(練馬グレースチャペル)

コーディネーター

浜崎 英一(大津バプテスト教会)

副:津倉 茂(JCMN)

地域コーディネーター

北海道:益田 良一(グレースコミュニティ)

関東:鈴木 靖尋(亀有教会)・横田 義弥(練馬グレースチャペル)

中部:バウティスタ・ジョシュア(水橋バイブルチャーチ)

関西:酒匂 一己(紀ノ川キリスト福音教会)・森 英樹(御影福音教会)

四国:水村 光義(OVMC津田キリスト教会)・額田 浩(赤磐教会)

中国:石田 高保(南陽教会)

シンプルチャーチ担当
遠藤 明匡(楠葉キリスト教会)・上田 益之(大津バプテスト教会)
リソース担当

菅谷 勝浩(清瀬グレースチャペル)・渡辺 亨(ハーベストチャペル)

JCMN-Yコアチーム(ユース)


益田 結・清水 大輔・岡田 聡・浜崎 仰・能登 貴晴・酒匂 賛行・酒匂 のぞみ・濱 麻衣子・瀧北 圭・張 マイケル・張 絢子・東山 昌代